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レンタルサーバーはSSDで高速化ってどういう意味なの?

プロモションを含みます

HDDとSSDレンタルサーバーはひと昔前までならHDD(ハードディスク)が当たり前でした。
50GB60GBぐらいから始まりあっという間に500GB1TB2TBと驚異的な容量の進化がありました。

始めてTBを聞いた時は、そんな単位があるのかと驚いたのですが、今では当たり前の容量となっています。
値段もかなり安くなり、使いやすい大きな記憶デバイスとして使用されています。

そこにここ急激にでてきたのが、SSDです。
最初の内は、8GBぐらいのスティック型のフラッシュメモリーが出てきて、すぐに16GBと大きくなりました。

簡単にデーターを運べる便利さから多くの方が使用しています。
ですが、それも今では更に小さくなって、64GBなんてのも当たり前で出てきています。

そこから出てきたのが、レンタルサーバーのHDD→SSDへの変換です。
かなり高速化されているようです。

その前にSSDとは何かを知らなければいけませんので、そこから説明していきます。

SSDの仕組みを解説

SSDとM.2

PC用のSSDが販売が始まった頃には、HDDのスペースをそのまま再利用する意味で、HDDと同じ接続方法のSSDが主流でした。
SATAと言う接続方法で、HDDと全く同じ接続方法です。

HDDに比べますとかなり小さく薄型になっています。
同じ接続ですが、SSDに変更しますと劇的にPCの速度が速くなります。

HDDは、円盤を回してその円盤の中のデータをピッキングレンズが読み書きに行く仕組みになっていました。
高速で円盤が回りますので、PCが立ち上げる時にう~んとうなり声を出すのでHDDが高回転になるからです。

ハードディスクの内容

ですが、SSDになリますとメモリーチップに直接データーが書き込まれますので全く物理的に動く物がありませんから、超静音です。
当初はHDDとの交換が簡単なSATA接続が主流でした。

SSDの中身はチップ

その後SATA接続はHDD用に作った接続方法ですので、もっと最大にSSDの速度を速めるためにNVMe接続がここ最近は主流になりつつあります。
この接続方法ですと、今までの7倍の40Gbps(4,000MB/s)と言う速さでデーターの書き読みができます。

大きさはチュウインガム程度で、マザーボードがこの接続に対応している事が必要です。
直接マザーボードにSSDを刺すタイプが近年は増えています。

M.2

ですので、HDD→SDDは更にSDDの中で今も進化を続けているのです。
今後はこの接続方法を使ったSSDが増えていくものと思われます。

レンタルサーバーでも、SSD使用と言ってもどちらのタイプのSSDを使用しているかで、7倍速さが違いますのでその点はレンタルサーバー選びで要注意です。
この記事を書いている時点ではエックスサーバーが最新のSSDを使用しています。

SSDの進化

SSDは今までの構成を無駄なくそのまま使えるSATA接続とマザーボードに直接刺すNVMe接続の2つが暫く続くようです。

更にM.2と呼ばれているSSDは更に多くの容量を使えるようにするために、一つのメモリーの中に情報を更に詰込事に研究が続いています。
ですが、現時点では小さなメモリを更に細分化する事は劣化を速める事にもつながっており更に熱も多く出る事からまだまだ研究の余地があります。

今後もこの点での革新が進んでいきますので、SSDの将来像をイメージする事は難しい状況です。
500GB M.2 SSDで、1万円少しで購入できますのでかなり値段も安くなっています。

PageSpeed Insights

実際に自分のサイトがどの程度高速化ができているかをPageSpeed Insights(ページスピードインサイツ)にサイトURLを入れてみる事である程度確認できます。

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

レンタルサーバーの実際の速度をある程度把握できます。
レンタルサーバーの変更を考えている方は、お試し期間中に是非試してみてください。(^^♪

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