最近では、サイトのSSL(Secure Sockets Layer)化が進んでおり。ほとんどのサイトが「https」で始まるサイトURLになっています。
最近はネットを使ったオンライン上での取引やデーターの引き渡しなどが一般的になりました。
更にGoogleからのSSL化を促進する声明も大きく影響をして、どのレンタルサーバーでも簡単にサイトをSSL化する事ができるようになっています。
つい最近までは、SSL化してあるかどうかが問題でしたが、SSL自体も進化しており更に安全性が高く表示速度の速いSSL「TLS1.3」への移行が始まっています。
HTTPにおけるSSLとTLS1.3の解説
この手の話題に関してGoogle検索をして出てくるサイトを見ますと、話が難しくて全く意味が分かりません。
サーバーを熟知している方なら良いのですが、素人が難しい理論を言われても全く理解できない状況になります。
当サイトでは、詳細を説明する事無く知っておく必要のある最低限の情報で簡単に分かるように説明をしています!
とても分かりやすいです。(^^♪
クライアント(Webブラウザ)とWebサーバーとの間でどのようにデータをやり取りするかを定めた仕様がHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と言います。
サイトをSSL化する事は今では当然の作業で、SSL化していないサイトはGoogle検索で上位に表示されません。
このSSLですが、いろんな規格があります。
SSLは3.0まで進化して、その後名称を変更してTLS(Transport Layer Security)1.0に移行し最新バージョンは、TLS1.3になります。
ですが、SSLの方がすでに市民権を得た単語ですので、TLS1.3とは言わずそのままSSLと呼んでいます。
最近レンタルサーバーを見ますと、良くHTTP/2と言う単語を目にします。
HTTPはクライアントとサーバーを繋ぐために必要な通信方法です。
HTTP/3が最新のバージョンになります。
ですが現状では、HTTP/2が広く使用されておりHTTP/3はこれからのバージョンになります。
「HTTP/2 over TLS」の事を「h2」と読んでいます。
HTTP/2の内部で TLSは働いて、暗号化による安全性を確保してます。
TLF1.3はこれまでのバージョンよりも暗号化が強くなり、サイト表示の高速化もできています。
SSL通信では、ハンドシェイクと言う作業がサーバーとブラウザの間で行われます。
これは該当のサイトが正しいSSLを使用しているかを判別する作業で、これまでは3往復以上のデーターのやり取りが必要でた。
ですが、TLF1.3となってからはこのデーターのやり取りが2往復に変更になり、更に一度接続した経歴のあるブラウザはこの作業をしなくて良くなりました。
ですので、サイトが以前に比べて更に高速で表示する事に貢献しています。
あなたが使用しているサーバーがどの状況なのかを調べたい場合に簡単な方法があります。
下記のサイトに自分が登録しているドメインを入れて検索をします。
https://www.ssllabs.com/ssltest/
暫く待たないと結果が出てきません。(約3分)
すると下記のような表示になっていますと自分の使用してるサーバーの良さが分かります。
私はエックスサーバーを使用していて、総合評価で「A」を取りました。
更に下にスクロールしていきますと、使用できるTLFのバージョンが出てきます。
TFL1.3が「yes」となり使用できています。
ここで、ドメインを入れる事で自分が使用しているサーバーの良し悪しが評価できますので利用してみてください。(^^♪
ロリポップも最近TFL1.3を使用するようになっています。
PageSpeed Insights
実際に自分のサイトがどの程度高速化ができているかをPageSpeed Insights(ページスピードインサイツ)にサイトURLを入れてみる事である程度確認できます。
レンタルサーバーの実際の速度をある程度把握できます。
レンタルサーバーの変更を考えている方は、お試し期間中に是非試してみてください。(^^♪